この本もとても面白い。
2023年の本屋大賞2位の作品です。
安壇美緒は「あだん みお」と読むみたいです。
音楽教室での著作権使用料
この物語のテーマは「音楽教室での著作権使用料」です。
これ、確か1年ほど前に話題になったことです。
音楽教室はいろいろありますが、そこで教える先生には著作権使用料を請求できるが生徒の演奏には著作権使用料が発生しないと最高裁が決定しました。

最初にこのニュースを聞いた時には違和感がありましたが、よく考えるとこれが正しいのでしょう。
チェロ
ここに登場する楽器はチェロです。
習い事としてチェロは割と珍しいと思います。
一番メジャーなのは多分バイオリン。
むかし、チェロをボルボのオープンカーの後部座席に乗っけている人を見かけましたが、とてもオシャレでした。
もちろん、ドヤ顔をするためにそんなことをしているわけではないと思います。
でも、チェロは楽器として大きすぎるので運ぶのが大変だろうと思います。
私はチェロが割と好きで、しかもバッハの「無伴奏チェロ組曲」はヨーヨーマのCDを持っていて、一時こればかり聞いていたことがあります。
音程が高すぎず聞いているとフワーッとする感じ大好きでした。
仕事だから人を騙していいのか?
いくら仕事とはいえ、人を騙していいのか?
と問われればダメでしょう。
そういうことをした人間は普通は二度と信用されません。
会社からの命令であろうが、社会正義であろうが、裏切られた方は絶対に忘れないと思いますが。
でも長い時間をかければ、裏切ったことが無かったことになる?
私はちょっと無理ですかね。
パスワードは万全に
私はレンタルサーバー上で、私の個人情報満載のデータベースを作成・使用していますが、他人にはどうでもいいようなデータとはいえ、漏れるのはとてもマズイです。
パスワードは正面突破はまず無理なレベルにしていますが、それでもブラウザに憶えさせているので、ブラウザを立ち上げて私と同じくらいの知識があれば、あっという間に盗まれてしまうと思います。
この本では、会社のデータベースにアクセスしてデータを削除するシーンがありますが、普通はそんなことは無理です。
でも、一応万が一には備えていた方がいいんでしょう。
2重・3重のセキュリティは必要かと思います。