三井住友カード(NL)がやっと郵送されてきたので設定します。
こういうことにとても疎いので最初から頭を整理します。
クレジットカード決済の仕組み
まずはここからです。
基本的に、クレジットカード決済は後払いのシステムで、クレジット会社が支払ってくれたものをカード利用者は「後で」支払います。この時、カード加盟店は現実的には手数料をクレジットカード会社に支払うことになります。

クレジットカードによるタッチ決済
これまでのクレジットカード決済は、特殊な機械にカードを挿入して情報を読み取らせて決済するものでした。

この方法は、パスワードやサインの必要がありとても不便でした。
そこでタッチ決済が登場しました。

この場合は、パスワードやサインは必要ありません。
とても便利ですが、盗難によって簡単に使われてしまう可能性があると思います。
スマホ決済
そこで、カード情報をスマホのアプリに記録しておき、スマホで決済すれば、クレジットカードの紛失・盗難の心配もなく、スマホのセキュリティさえしっかりしていれば勝手に使われることもありません。
スマホ決済の仕組みは以下のようになっています。

この辺からちょっと複雑になってきます。
今回は三井住友カードに申し込んだのですが、銀行口座と直接リンクさせることもできるようです。
その方がシンプルになるような気がしますが、セキュリティ的に少し心配ではあります。
Vpass
三井住友カードを使ってスマホ決済するためには、Vpass が必須のようです。
Vpass とは、三井住友銀行を中心とした全国 61 の金融機関からなる VJA グループが提供するサービスで、この中にカード情報などが記録され、いろいろなサービスが提供されているようです。
iPhone に Vpass アプリをインストールします。

この Vpass にはカード情報が記録されているだけで、これで決済を実行するわけではなく、別の決済システムを導入する必要があります。
iPhone なので Apple Pay がいいかと思いましたが、ほぼ自動で Apple Pay がインストールされました。
実際の決済のやり方
2023年6月23日、カードを受け取ってから iPhone で Vpass を設定したのですが、そのあとがわかりません。実際に決済するのはどうするんでしょう?
YouTube でいろいろと検索し、Apple Wallet を使うのが簡単そうだったので iPhone 画面上で Wallet のアイコンを探したのですが、私の iPhone にはアイコンがありません。
おそらく、邪魔だと考えて削除したものと思われます。
そこで、iPhone を初期化することにしました。
Apple ID なんてもちろん憶えていませんが、この時のために laravel でデータベースを作成しておいたのでした。
ところが、自分の「何でもデータベース」に Apple ID が記録されていません。そこで Apple ID を再設定。
Wallet のアイコンがどうにか画面に表示されるようになり、それをタップすると三井住友カードが表示されるのですが、

この先がどうしたらいいのかわかりません。
いろいろやっているうちに、指紋認証をしてみたら支払い画面が表示されました。

この方法で、エネオスのガソリンとローソンでスマホ決済ができました。
わからないことがいくつか
決済はできたようなのですが、今のところ明細の確認ができません。
スマホはもちろんコンピュータからサイトにアクセスしても明細は表示されていません。
うーん、わかりません。
あと、「iD」で決済するようですがそれだとポイント還元が低いというような情報があった気がしますが。
それと、ガソリンをエネオスカードで入れるとガソリン価格が 3円/L 引かれたのですが、三井住友カードではそれはありません。
ガソリンに関してはどちらがお得か微妙かもしれません。
クレジットカードの決済はすぐには反映されない
これまでは AU Pay で決済していましたが、使用すると直ちに gmail が送られてきてウザイほどでした。
しかし、クレジットカードで決済すると直ちには使用履歴が反映されません。クレジットカードを使用したスマホのタッチ決済ももちろん反映されません。
なぜかと考えたのですが、よく考えたら AU Pay はプリペイドカードでした。プリペイドの金額が一定になるような設定がしてあって、少なくなったら銀行口座から自動的にチャージするような設定になっていました。つまりプリペイドは財布からお金を出すのと同じなので、チェックする必要がないから即反映されるのでしょう。
三井住友カードのページに反映までは少なくとも2日以上かかることが書かれていました。
