「投資信託(ファンド)」とは、「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

私みたいな素人より、ファンドマネージャーのような本当のプロに任せた方が利益率は高いと思われますが、もちろん元本は保証されません。
ETFとは
ETFとは投資信託の一種で、
証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。
私が時々購入する、ダブルインバース日経や日経レバレッジダブルはETFでした。
ETFは、運用の仕組みとして現物拠出によるETFと、現物拠出によらないETFがあるようです。
現物拠出によるETF

現物拠出によらないETF

うーん、何となくわかりますがちょっと難しいですね。
通常の投資信託と ETF の違い
これもネット情報から、

一般的な投資信託は普通の株のようには購入できません。
REIT とは
J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。
もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。

「みんなで大家さん」みたいなものでしょうか?
でも、大家さんというのは割とリスクがあるような気がしますが。
米国株式(S&P500指数)と全世界株式
日本は今だに経済大国と言えると思いますが、その存在感はどんどん縮小していると思われます。
今後は、米国・中国・新興国などの存在がどんどん大きくなっていくんでしょう。
そこで、日本株には見切りをつけて米国株式あるいは全世界株式に軸足を移した方がいいという意見があります。
確かに、中国はともかくとして米国の経済発展は今後も当分続くんでしょう。
米国・全世界株式のパフォーマンスは以下のようになっています。

これを見ると、S&P500指数の方がパフォーマンスはいいのですが、今後はインドを中心とした新興国が急激に伸びてくると考えれば、パフォーマンスが逆転することはありえます。
もう一つ重要なことは、為替変動リスクです。
現在は 145 円/ドルですが、円高になればパフォーマンスは低下します。
さらにもう一つ心配なのは、米国の景気後退懸念です。
猛烈なインフレを抑えるために FRB は政策金利をまだまだ上げる予定であり、おそらく景気後退が起こり S&P500 はさらに低下するはず。
以下の図は、この1年間の S&P500 指数の変遷です。

しかし、sbi 証券の「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の変動は、

であり、前の図の S&P500 指数と連動していません。
為替がもろにかぶってきているんでしょう。
コストは?
長期投資となるとコストがとても重要ですが、「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の実質的なコストは、0.11 – 0.12 %/年ということです。
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の価格は、何だか不思議な 19,264円/10,000口 という設定です。
ですので、例えば 100,000口を買うと 192,640 円になり、その手数料は年間 230 円ほどになります。
YouTuber の「じっちゃま」こと広瀬隆雄さんの話では、恐怖指数(VI)がもっと上がって、米国株式が底を打ったら米国株式(S&P500指数)を買うのがよいと言っていたので、ちょっと買ってみようかと思っています。
20年ほど積み立てるつもりなら、多くの人たちが言っているように積立NISAで少しずつ積み立てるのがいいんでしょうね。
しかし、私にはそんな時間は残されていません。
一番のリスク要因は為替変動リスクでしょうか。