最近、爆弾やら殺人やら殺伐とした本ばかり読んでいたので、ちょっとマッタリとしたものも読みたいと思いこれを選んでみました。
青山美智子さんの本はほんのりとしていて心が安らぎます。
5つの話からなる連作で、それぞれの登場人物が微妙に絡んできます。
登場する人物に共通するのは、自分の仕事に手を抜かないで質の高い結果を出そうとすること。
読んでいると、人生をプラス志向で生きて行こうと考えさせられます。
レゴリス
歌にあるように、月はまるでお盆のように見えます。

球体であれば縁にいくほど暗くなるはずなのに、月の縁は明るいので立体的には見えません。
これはレゴリスという細かい砂が月表面を覆っていて、それが乱反射するからだろうです。
知りませんでした。なるほどです。