爆弾:呉 勝浩

2023年本屋大賞4位の作品です。

これもミステリー・サスペンスです。

全体的なインプレッションは、映画でいうとブラッド・ピット主演の「セブン」というところでしょうか?
セブンも犯人の最終目的がわかったようなよくわからないような感じでした。

この本の最初の出だしはとてもいい感じで引き込まれていくのですが、途中から少しずつおかしくなり、最後の方の謎解きが少し不自然と感じました。

その他いろいろと不自然な感じがします。

例えば、タゴサクは難解な謎掛けをアドリブで作成します。
そんなこと、本当の天才じゃないと作れないのでは?

それを短時間で解いてしまう警察も不自然。
警察ってそんなに頭脳明晰だった?