ケーナの音色はとてもいいですよね。
それに、「コンドルは飛んでいく」とか「花祭り」の演奏を聞いているとどこか懐かしい感じがします。
私は、中学時代はブラスバンドでクラリネットを吹いていました。
なのでケーナはそんなに難しくはないだろうと何となく思っていましたが、とんでもない勘違いでした。
音が出ません。
出たとしても長続きしません。
当然ながら買ったばかりのケーナはほったらかしに。
最近、コンピュータプログラミングに取られる時間が少なくなったので、少し暇になり本格的にケーナの練習をしようと思いました。
昔からの私の悪い癖で、きちんと作戦を立てず場当たり的にやってしまうところがあり、その才能がたまたまあれば成功するものの、あまり才能がなければ嫌になって途中で放り出してしまうので、今度はきちんと戦略を立てます。
本当は、ケーナ教室に行けばいいのでしょうが、近くにはありません。
第一段階:音を出す
いろいろ試しているうちに少しだけ音は出るようになります。
しかし、長続きしません。しかも、音程も不安定です。
アンプシュアというのは、笛を吹く時の唇の形のことです。
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アパチュアというのは息を出す隙間のことで、これを笛の音の出る部分と同じにすれば効率がいいはずですが、今はまだ慣れないのでアパチュアの方が大きいはずです。
そうすると、すぐに息が切れます。
少しクラクラします。
第二段階:ロングトーン
わずかでも音が出るようになったら、同じ音を長く続けるロングトーンの練習が必要かと思います。
2022年12月25日の段階で、まだロングトーンができていません。
私はコンピュータプログラムを作るときさえ、プログラムの全体像をほとんど頭の中で作成していました。
こんな方法は本当はダメで、キチンとフローチャートなどを図に書いて一つ一つを確認しながら実行する方が間違いも少なく、完成までの時間も短縮されるはずです。
そこで、これからは具体的なターゲットを作成して、それを実現して一歩ずつ前進しようと思います。
まずは、ロングトーンを徹底的に練習します。
- 「ド」の音を使う。
- ロングトーンは20秒。
- 笛を唇に当ててすぐに(1秒以内)に音が出せる。
- 音の大きさが安定している。
- 音程がずれない。
- 当面、少なくとも 1 日 30 回のロングトーンを練習する。
この全てをクリアしないと次に行かないようにしたいと思います。
目標は100時間以内でここを卒業することです。
できるかな?
運指表
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