カビに囲まれて生きる

私はソルティライチを季節を問わず愛用しているのですが、冬には近所のスーパーでは 1500 ml ボトルしか置いてありません。

仕方なく、ペットボトルを洗ってそこへ 1500 ml ボトルから移し替えて使っていました。

11月で気温も低いので心配していなかったのですが、ある時使い回しのペットボトルの口に黒い点のようなものを発見。ピンときて底を見たら黒カビだらけ。

ぎゃーあ、まさか黒カビを飲んでいた?
何だか最近体調がおかしいと思ったら、原因はカビだった?

カビはどれくらい存在しているのか?

衛生微生物研究センターというところの情報によると、


室内空気1m³には、カビが数個から数千個浮遊しています。
埃1g当たり10万から100万個のカビが検出されます。

ということらしいです。
凄まじい数ですね。
本意ではありませんが、私達はカビに囲まれて生きているということになります。

カビをゼロにすることはできませんが、ある程度の数以下にコントロールするような努力が必要かと思います。

部屋の温度と湿度をコントロールする

家庭内で見られるカビは約10~20種類で、特に温度25度以上、湿度80%以上では繁殖しやすく梅雨時は冬の5~6倍に増えます。

冬の関東地方では湿度が20%台まで低下するようです。

私は酒を飲むので、冬の夜にノドが渇いて目が覚めることがよくあります。酒を飲まなくても湿度が低すぎるのはノドの弱い私にとっては辛いことです。

そこで、冬は超音波式の加湿器を使っていました。
これってミストを作っているので、その上に細菌やらカビが簡単に乗っかって、それを撒き散らすことになります。

その危うさに妻が気付いて、スチーム式の加湿器を購入しました。
ただ、スチーム式の加湿器はとてもうるさくて、その上湿度のコントロールは困難です。

朝起きると窓にビッシリと結露があります。
これをそのまま放置するとカビの温床になるのでしょうが、日中は完全に消えてしまうし温度もそれほど上がらないので、そこまで心配する必要はないかもしれません。

ノドに優しくて、カビが生えにくい温度と湿度は、調べてみると、


温度:18 - 22 ℃
湿度:45 - 60 %

らしいです。
なるほど、これならカビも生えずノドにもいいかもしれません。

しかし湿度を理想の状態に持っていくには、湿度計を購入する必要があります。
2000円台からあるようです。

センサー式の加湿器

理想の湿度にいつも維持するためには、センサー式の加湿器を購入するしかないと思います。

Panasonic の 8 畳用はすでに生産を終了しているようですが、amazon ではまだ販売されています。
18,000 円ほどです。

HEPAフィルター搭載の空気清浄機

HEPAフィルターの「HEPA」は、「High Efficiency Particulate Air」という言葉の頭文字を取ったもので、日本語では「高性能なエアフィルター」を意味します。

日本のJIS(日本産業規格)では、「定格風量で粒径0.3μmの粒子に対し、99.97%以上の粒子捕集率を持つ」という条件を満たせば、HEPAフィルターとして認められます。

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどは、約0.1μmなのでウイルスは少し難しいかもしれませんが、それ以外のほとんどの有害粒子を除去できるようです。

価格コムで一番売れているのは、シャープのKC-J50という機種です。

これは、 18,800 円で購入できるようです。

しかもスペックを見ると、「0.1~2.5μmの粒子を99%キャッチ」と書いてあります。
しかしよく見ると、PM 2.5 に関しての記載のようで、ウイルスに関してではありません。

ネット情報ではプラズマクラスターがコロナウイルスの不活化にかなり有効との記事はありました。