dcm4chee の引っ越しといっても、その保存先の引っ越しです。
つまり以下のような感じです。
ファイルがどんどん増えてきて 192.168.0.72 が手狭になったので 192.168.0.11 に引っ越すということです。

dicom ファイルの引っ越し
192.168.0.72 の共有フォルダ DCM の dicom ファイルを 192.168.0.11 へコピーします。
そうして、192.168.0.72 の共有フォルダ DCM を削除します。削除するのは、実験が目的だからです。
このようにすると、dcm4chee を起動しても当然ながら dicom ファイルは見ることができません。
データベースは 192.168.0.72 を見ようとするからです。
dicom ファイル保存先の変更
まずは、192.168.0.11 の NAS を /mnt/nas2 にマウント。
sudo mkdir /mnt/nas2
sudo mount -t nfs 192.168.0.11:/volume1/DCM /mnt/nas2
例によって、/mnt/nas2 の所有者とパーミッションを以下のようして変更します。
sudo chown -R user:user /mnt/nas2
sudo chmod -R 777 /mnat/nas2
dicom ファイルの保存先を /mnt/nas2 に変更します。
mysql > UPDATE filesystem SET dirpath='/mnt/nas2' WHERE pk=1 ;
私の実験では必要ありませんでしたが、基本的には mysql の内容を変更した場合には mysql サービスを再起動する方がいいと思います。
sudo service mysql restart
dcm4chee を起動すれば、dicom ファイルが閲覧できるはずです。