初めて引違いの障子を作成します。
隙間が空いてもいいのならいくらでもできますが隙間はなるべく狭くしたい。 でも、狭くしすぎるとおそらく障子が閉まらなくなると思います。
例によって FreeCAD 上で作ってみました。
この窓は縦に長いので障子枠がたわむかもしれず、真ん中に横の桟を入れてあります。
それでも変形のない障子枠を作成するのは簡単ではないと思います。
初めての引違いの障子なのでネット注文したいと思います。
材料はスプルース集成材が最も変形が少ないようです。
| 厚み×幅×長さ (mm) | 種類 | 単価 (円) | 数量 | 小計 (円) |
|---|---|---|---|---|
| 20 × 74 × 808 | 集成材 | 1,013 | 1 | 1,013 |
| 30 × 74 × 808 | 集成材 | 1,381 | 1 | 1,381 |
| 20 × 74 × 1234 | 集成材 | 1,547 | 2 | 3,094 |
| 30 × 30 × 1194 | 集成材 | 827 | 4 | 3,308 |
| 28 × 50 × 359 | 無垢材 | 1,149 | 2 | 2,298 |
| 28 × 70 × 359 | 無垢材 | 1,609 | 2 | 3,218 |
| 28 × 30 × 359 | 無垢材 | 690 | 2 | 1,380 |
| 合計 | 15,692 |
かなり高価ですね。私のレベルではまだホームセンター材料で良かったかもしれません。
この中には、障子の骨の材料は含まれていません。骨はホームセンターでヒノキの角材 15 × 10 mm で十分と思います。
スプルス材はマルトクショップでは扱って無いようでウッドモールで注文しました。ただ、ウッドモールは送料が高いですね。4,400 円もします。
これで失敗するとガックリくるので、念には念を入れてシミュレーションをする必要があります。
素人にはこの辺が最も難解です。
先日、ある温泉宿に泊まった時に障子があったので夜閉めようしたのですが閉まりませんでした。枠が接触してしまっています。 おそらく枠が歪んでしまったためでしょう。
その前に行った温泉では障子枠の間がかなり余裕があって簡単に開けしめできましたが、見た感じではかなり間が広くて、これでは冷気が入ってきてしまうと感じました。
障子枠のちょうどいい距離感はとても難しいものです。
以前、横枠を縦枠よりも細くして段差をつければいいと考えたことがありました。
この図は上から見たものです。
右の枠が内側として、障子を開けても閉めても内側の外縁は外側の縦の枠と常に同じ距離です。
つまり、外側の縦の枠と内側の横の枠が割と近いので歪むと当たって開かないかもしれません。
そこで、縦枠の幅が 30 mm で横枠 28 mm として横枠を真ん中に配置するのはどうかと考えました。
これいい感じなのですが、ビスケットジョイントを使って真ん中に配置するのは私の実力では無理だということに気づきました。
そこで、内側は縦枠以外の構造はすべて前に出そうと考えました。
縦枠同士の間は、この図では 1 mm に設定してありますが、障子を開けると縦枠と横枠の距離は + 2mm つまり 3mm になります。 これで縦枠同士が当たるようならカンナで削ればいいと思っていました。でも 1 mm は狭すぎる感じがするので 2 mm が良いかもしれません。
敷居との関係は、
幅 19 mm に対して 21 mm の溝を彫ります。
不対象なので下の方のしゃくりが異なっています。でもこんなことすると、障子を逆に入れることはできません。うーん、どうしたらいいんだろう?
やはり普通に考えれば、同じものを2つ作って溝間を開けるのがいいのでしょうか。
障子.com というサイトがあって youtube に動画をアップしていますが、この動画はとても参考になります。
まずは、縦框と横框にはわずかな段差があります。おそらく 1 mm くらいでしょうか?
しかし縦框を削ることはないようです。
また、しゃくりは骨と反対側に作成するようです。
なるほど、このようにするとこちらから見た場合にとてもスッキリします。
yupinoko さんはこちら側にしゃくりを作成していて、私もそれでいいと思っていて、Gemini に質問してもそれが普通ですとのことでそうしたのですが、今後はプロの真似をしたいと思います。
ということで、縦框と横框に 1 mm の段差をつけることにしました。そうして、各障子間の距離を 3mm に設定します。
縦框と横框はビスケットジョイントで接合するつもりですが、縦框の深さを 1 mm だけ深くする必要があります。 とても微妙な操作なので、できるかどうかはわかりません。
しゃくりはトリマーを使うつもりですが、縦框と横框の間に段差があるので縦框を削り直す必要があります。
敷居は、
鴨居は、
という設計にすると、障子の間が 3 mm になります。
障子がはまらないことはありませんが、框が歪むと当たって開閉できなくなる可能性があります。その時は、はめたままにします。
間が空きすぎるようだったら、縦框に薄い板を貼るとか何らかの処理をするつもりです。
隙間は完璧です。敷居と鴨居の溝を少し広めにとったためか、障子はとてもスムーズに動きます。
真ん中の横框は固定が難しいのでやめました。
どちらかが 90 度ではないのでわずかに隙間ができますが、少しだけ押すときちんと合ってその場で止まります。