セミリタイヤしてから当然ながら収入が激減したので、家計簿を付けようと思い立ちました。今更ですが。
例によって chatGPT の力を借りてどうにかプロジェクトを作成したのですが、それを NAS で動かすことができません。
chatGPT は迷路に入ってしまい、こうなると同じことを延々と繰り返すので、 自分でネット検索したところなんと 自分の wordpress のブログ記事がヒットしました。
こういうことをする人はあまりいないようです。
ローカルで chatGPT に手伝ってもらってプロジェクトを作成しました。
最も苦労したのが、csv をデータベースに書き込むプロセスです。今回の記事とは関係ないのであまり書きませんが、csv は全部で 5 種類あって文字コードも異なっており、 もちろんカラムの形式もすべて違います。
それらを、あるボタンを押すことによって全自動でデータベースに書き込むのは大変でした。
ようやくある程度完成したところで NAS に scp でアップします。NAS の /volume1/web 直下に置きます。
/volume1/web└── laravel_projectssh ログインして php のバージョンを確認すると 8.1 でした。この状態で
php artisan cache:clearphp artisan route:clearしてもエラーになります。php 8.4 以上が必要なようです。
いろいろやったのですが失敗したので、以下のようにして強制的に 8.4 に変更しました。
sudo mv /usr/bin/php /usr/bin/php8.1_backupsudo ln -s /volume1/@appstore/PHP8.4/usr/local/bin/php84 /usr/bin/phpphp -v # 8.4 になっているか確認ポイントは、「DB_HOST=localhost」です。
DB_CONNECTION=mysqlDB_HOST=localhostDB_PORT=3306DB_DATABASE=laravelDB_USERNAME=userDB_PASSWORD=passwebstation の web サービスでバックエンドサーバーを apache にします。
でも上のようなエラーで動きません。このエラーは初めて見るものです。
混乱している chatGPT に質問したのですが、おかしな回答ばかりするので自分で検索しました。
ネット上の情報では php.ini の「;extension=openssl」を有効化するように書いてあるのですが、NAS の php.ini にはそういう部分がありません。
webstation の設定で以下のように「openssl」にチェックを入れて有効にすれば、このエラーは消失します。
こうしてやっと NAS 上に laravel 12 のプロジェクトが稼働するようになり、すべてのデータを閲覧することができるようになりました。
ただし、ローカルに比べるとスピードがちょっと遅いです。
もし、このプロジェクトを xserver にアップすると桁違いの速度で閲覧できると思いますが、NAS ではしょうがないかと思います。
シンボリックリンクとか .htaccess を設定していないので、「https://192.168.0.20/my_kakeibo/public/」という感じでアクセスします。