最近、これまで視聴できていた iptv が突然視聴できなくなりました。
IPTVとは、「テレビ」を「ネット」につなぐことで、いつでも好きな時に、品揃えされている映画や番組を視聴できる新しいサービスを言います。
ある iptv 画面は、
これは完全無料の少し怪しいサイトですが、地デジはもちろんBSやCSも視聴可能で、wowow やスターチャンネルもただで見ることができます。
右上には、
と書かれています。
「ストリーム配信しているのは他の誰かであり、我々にはコンテンツに関して責任はない」と。
しかし、これは許されるのでしょうか?
chatGPT によると、違法にアップロードされたものでも 単に視聴しただけでは直ちに刑罰の対象とはならないようです。 これは複数の解説や弁護士の見解でも示されています。
ただし「違法アップロードだと知りながら積極的に視聴し、かつ繰り返す」などの状況は問題視されやすく、権利者の対応(警告や民事請求など)を招く可能性があります。
現実的には、単に視聴しているだけの個人を特定するのは困難であり、それは許されるのでしょう。
しかし、ストリーミングされているコンテンツをダウンロードしたり、 配布することは犯罪です。
保存(ダウンロード)や配布は刑事罰の対象になる可能性が高く、日本では違法ダウンロード等に刑罰がある規定があります(刑罰例:懲役・罰金など)。特に営利目的・大量配布・再アップロードは重い処罰対象です。
「違法なアップロードであると知りながらダウンロードする」ことは、違法ダウンロードに当たるリスクがあると解説されています。
ただし、ダウンロードだけとそれを配布する行為は明らかに異なるものだと思います。
ダウンロードしたかどうかをサーバー側から検知するのはおそらく無理と思われるので、現実的にダウンロードそのものを摘発することはできないでしょう。
しかし、それをネット上にアップするのはかなり重い犯罪であり、おそらく摘発されると思います。
一番最初に提示したサイトでは、実際にストリーミングはしていないようですが、それを媒介して配信しているようです。 確かにダウンロードしていなければいいような気がしますが、果たして違法にはならないのでしょうか?
chatGPT の答えは、
2020年の著作権法改正で、違法コンテンツへのリンクを集めるような「リーチサイト」の運営が刑事罰の対象になることが明確化されました。 単にユーザーを違法配信に誘導・助長する目的で情報を整理すると罰則対象になり得ます。
有料放送(WOWOW 等)は放送権や契約で保護されています。放送・配信番組を無断で再配信・投稿する行為は著作権侵害であり、 事業者が厳正に対処しています(過去の違法視聴カード販売などの摘発事例もあります)。別サイトが違法配信へのアクセスを容易にするなら、放送事業者からの法的措置対象になります。
実際に配信をしている者(ストリーム提供者)を直接運営していなくても、 「視聴方法を指南」「リンクで誘導」「埋め込みで再生させる」などの行為は著作権侵害の幇助や共同正犯にあたる可能性が法律上・実務上問題になります。 漫画村事件など、運営者が重い刑事・民事責任を負った判例・事案も参考になります。
逆に、元の IPTV サイトが正式に権利処理(WOWOW 等と正式契約)を済ませた合法サービスであれば、外部で使いやすくすること自体は違法とは限りません。 ただし、サービス契約(利用規約)や放送・配信の権利条件で再配信・再掲示・画面キャプチャや埋め込みを禁止している場合が多く、 契約違反や不正競争防止法等の問題になる可能性があります。事前に当該サービスの権利関係/利用規約を確認してください。
やはり、最初の iptv サイトは明らかに違法で摘発される可能性がとても高いと思われます。
最近、視聴できなくなったのはおそらく摘発されたからでしょう。割と短期間で復活したのは、事態を甘く考えており当局からの厳重注意を無視していると考えられます。
次は逮捕されるでしょうし、そうなればそのサイトは永久に閉鎖されることになると思います。 これは、これまで何度も見てきたことです。
そしてまた新しいサイトが構築され閲覧できるようになります。
でも、それを閲覧する行為そのものはギリギリセーフのようなので、これからはダウンロードせずに閲覧だけに留めたいと思います。