laravel で作成したカード型データベースのドメイン名が1年間の使用期間を過ぎたので、ムームードメインをやめて xserver でドメインを取得しました。
レンタルサーバーは以前からずっと xserver ですが、ドメインも xserver にしておけばよかったと思います。
ムームードメインのような面倒な設定はほとんど要りません。とても簡単です。
ただし、xserver のアカウントを持っているのに操作を間違えてドメインを取得しようとすると新たにサーバー契約することになるかもしれません。少し注意が必要です。 確認の段階で、必要な金額が提示されるので間違わないと思いますが。
xserver アカウントを持っている場合の新規ドメイン取得は、
からアクセスします。xserver の場合はアカウントがいくつかありますが、そのうちの一つで入れます。
そして、適当なドメインを取得します。
私の場合は、hoge.com を 1 円で取得しました。
えっ、1 円? しかも人気の .comで。
でも、これには裏があって、1 年を過ぎて継続しようとすると 1,600 円ほどかかります。また、自動更新しておくと期限の 1 ヶ月前に自動更新されてしまいます。 なので、とてもややこしいプログラムを作成した場合は、引っ越しが面倒になりそのままになる可能性が高いです。 でも、1 年で 1,600 円なら良心的だと思います。
これまで動いていたプログラムを新規ドメインにコピーします。
ssh で xserver にログイン。
ssh -i ~/.ssh/moheno.key -p 10022 moheno@sv12345.xserver.jp
そして、laravel のプロジェクトをコピーします。
cp -r ~/laravel.site/sample1 ~/hoge.com
「https://hoge.com」でアクセスするために hoge.com の public_html 内にある .htaccess を編集します。
これは、xserver のサーバーパネルにログインしてファイルマネージャーから編集した方が簡単です。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteRule ^(.*)$ public/$1 [QSA,L]</IfModule>RewriteCond %{HTTPS} !onRewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]RewriteRule ^(.*)$ https://%1/$1 [R=301,L]SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=offSetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode
無料の独自 ssl などを設定します。反映されるまでに少し時間がかかります。おそらく 1 時間程度。
反映されれば、これまで通りに動いてくれます。とても簡単です。
これで来年からも、安いドメインを取得してコピーすれば簡単に設定できるようになりました。
xserver では支払いの設定も比較的良心的だと思います。
ただし、支払い設定画面は通常のサーバーパネルではできません。
から設定します。さきほどのドメイン取得のサイトと同じです。
ドメインごとに自動更新するかどうかを設定できます。
また、クレジットカード情報をどのタイミングでも削除できます。これは当然だと思うのですが、ムームードメインでは契約中を理由にカード情報の削除ができませんでした。
ムームードメインはドメイン取得の際にとても紛らわしい契約を入れ込んで来て、さらには最終確認の段階で必要な金額の明示がされずとてもおかしなことをやっていると思うのですべて解約しました。
20 年ほど前にレンタルサーバーを始めた頃は、金額の安さもあってロリポップでいろいろ作っていたのですが、大きなデータベースを使ってかなり面倒な計算をするようになって xserver に切り替えました。
xserver は動作がとても速くて、しかもサーバー関連の質問には素早く回答してくれるのでコスパは最強だと思います。
ムームーサーバーなんか使わないのに契約してしまったので、クレジットカード情報を早く削除したかったのですが、ムームーサーバーの契約期間が 8 月 29 日までということを理由に削除させてもらえませんでした。
8 月 30 日になったので、ドメインをすべて解約してクレジットカード情報を削除しました。
ムームードメインやロリポップは 2 度と契約しません。