ケーナが上達しません。
今年の 6 月からケーナ教室に通うようになって少しは練習するようになったのですが、71 歳という年齢と才能がないせいかどうもうまく行きません。
ケーナを始めたのは 2 年半ほど前です。
私は練習時間を割と正確に記録していて、それを python でグラフ化すると以下のような感じです。
ケーナを始めて割とすぐに気管支炎になってしまい、あまり練習できない期間が続きました。新型コロナではなかったのですが、かなり強烈な気管支炎でひどいときは上を向いて眠れないほどでした。 気管支炎が治ってからは一時の情熱がなくなってしまい、ほそぼそと練習していました。
最近になってケーナ教室を始め、セミリタイヤしたこともあって練習時間が以前よりはかなり多くなりましたが、1 日の練習時間の平均は 1 時間半ほどです。
おそらく 1,000 時間くらい練習すればそれなりの音が出るような気もしますが、まだ 300 時間ちょっと。私はあまり才能が無いようなのでもう少しかかるかもしれません。
長尾先生から教えていただいているテーマは「高原の雨」です。
museScore で作ってみました。
part 1 と part 2 があって、part 2 は難しいので先生が演奏して、生徒は part 1 を演奏するものだと思います。 でも、一応 part 2 もやってみました。
別々に録音して一つにしようとするとタイミングが難しいと思います。
それぞれの演奏のペースが一定していないのでタイミングが難しいですね。
音楽としてはそんなに難しくないはずなのですが、下手くそです。
以前、ゴルフにハマったことがあって割と練習も一生懸命やってコースにもできる限り出て、スコアが 60 台になったことがありました。
60 台といえばかなり上手な方だと思いますが、おそらく何かの偶然がいくつか重なってたまたま出たのだと思います。
自分でも才能が無いのはよくわかっており、ある年齢を超えた頃から自分のゴルフを「爺さんの散歩」と考えるようになりました。
爺さんの散歩は、タイムを競っているわけではなく、ただマッタリと散歩そのものを楽しんでいます。私のゴルフもそれでいいと。
現在で言えば、ケーナがちょうどそんな感じです。 もう少しうまくなりのですが、年齢のこともあるし才能も無いし、ケーナを吹くことだけを目的にしようと。
道元さんの「只管打坐」、ひたすら座禅しなさい。
目的を求めない、ただ座禅だけをしなさい、と。
ただ、私のケーナは両手を使ってかなり難しい楽器を演奏し、腹式呼吸の練習にもなりますし、ボケ防止と健康増進を兼ねて今後も続けていきたいと思っています。