2025 年 6 月初旬に、久しぶりに scan snap を動かしたのですが、排紙がどうもスムーズではなく途中で止まってしまいました。 しかも、粘着物質が紙にくっついています。
中を覗いてみると、紙を送るためのローラーが 4 つあるのですが、変質して溶けてしまっています。
ネット検索すると、きれいに分解してローラーを DIY で取り付けている人がいました。 おそらく、そういう仕事をされてきたのだと思いますが、今の私ではとても無理、おそらく何かを破損してしまうと思いました。
これが原因で新しく購入する人もいるようですが、価格的に 4 万円前後するようで、ローラーの交換だけで済むのであればいかにも勿体ない。
分解して壊れたら新しいものを購入しようかと思ったのですが、さらに調べてみると「おたく外人ポール」という人が、とてもいい動画を公開していました。
スキャンスナップのシリコンを交換紹介ポイントをかいつまんで紹介すると、
まず、センサー部分と鏡の部分にマスキングテープを貼ります。
次に、劣化したローラーを練り消しのようにしてシャフト部分をきれいにします。
購入したシリコンチューブを 24 mm の長さで 4 本カットします。
シリコンチューブを一部縦にカットします。
シャフトに装着。
とても簡単です。これならできると思います。
マスキングテープを貼って、劣化したローラーをきれいに取り除きました。
アマゾンで、 内径 6 mm、外径 12 mm のシリコンチューブ を購入しました。
約 24 mm の長さでカットして、はめ込みます。
横方向の調整が必要かもしれません。
マスキングテープを外して実験。
これで scan snap s 1500 は復活しました。
日本の製品って品質が高いですね。
写真が掲載されているような光沢のある紙質であればほぼ大丈夫なのですが、コピー用紙のようにザラッとした紙ではローラーのシリコンチューブが外れて止まることがあります。
右側のシリコンチューブが外れかけています。
おそらく粘着物質が黒いローラーの部分にもくっついており、それが原因と考えてできる限りきれいにしたのですが完全には復活できません。
場合によっては、書類を巻き込んで破損する可能性もあり基本的には使えないと思います。
どうせダメなら、今度分解してみたいと思います。
分解すると最終的にはスキャナーを壊してしまうと思いますが、スキャナーは便利なものですがどうしても必要なものではないので、必要になったら購入しようと思っています。