ステロイドパルス療法

(2024-04-13)

ステロイドパルス療法は、膠原病・ネフローゼ症候群・間質性肺炎・多発硬化症などさまざまな疾患に対しておこなわれるステロイド大量療法です。

ステロイドの強力な抗炎症作用および免疫抑制作用を期待して,通常のステロイド投与量では治療できない重篤な病態に用いられます。

投与方法

メチルプレドニゾロン(商品名:ソルコーテフ)を 500 - 1000 mg を 1 日 1 回、30 分 - 3 時間かけて点滴静注します。
これを 3 日間続けます。

添付溶解液は 500 mg の場合 8 ml なので、適宜 5 % のブドウ糖液か生理食塩水を加えます。

3 日間の大量投与の後は数日間(4日程度)高容量のステロイド(40-60mg)を投与します。

これを 1 クールとします。

疾患によっては、上記の投与 1 - 3 クール繰り返し、その後高容量のステロイドを漸減します。

症状によっては 1 クールだけで終了することもあります。

メチルプレドニゾロンの使用量は 500 - 1000 mg が標準ですが、疾患の重症度によって減量することができます。

副作用

副作用として以下のようなものがあります。

1. 高血糖、糖尿病
2. 消化管潰瘍
3. 体重増加、顔貌変化
4. 骨粗鬆症、大腿部骨頭壊死
5. 精神症状